電線と景観

日本の写真を見せる時に少しこの町並みの写真は見せまいかな、と躊躇することがある。
それは電線のせいである。

せっかくの美しい町並みの写真にクリアに黒の電線が何本も存在していると、その写真を見るものが日本の景色全てを電線つきでインプットしてしまう。

日本に住んでいるとこの町並みになれて気にならないかもしれないが、海外の人にとっては違和感のある存在だ。
数年前にみたハリウッド映画では電気のない時代なのに電柱、電線がしっかり存在していて笑えたが、海外の人がよく電線つきで日本の街をイメ-ジしていることは残念ながら少なくない。

確かに地震大国の日本では地下にこれらを埋め込むには莫大な費用がかかり、しかも安全性を万全に高めるには大変な努力がいるかもしれない。
けれどもここまで科学が発達した社会で未だにこのような景色を見続けなくてはならないことは非常に残念だ。

ヨーロッパではその多くが、また他国の地震があるかもしれない地域のいくつかでも電線は既に地面の下だ。

これは経費の問題でもあるが、美的感覚の問題でもある。多くの日本人がヨ-ロッパに出向きその自分達の都市を美しくみせようとする姿勢に見習って、いつしか海外からの日本への旅行者もどこでも電線なしで写真を取れる日がくればいいなと思っている。

一部のテーマパークはオンランダの街並みを再現するために、地下に電線を埋設しているらしい。
電柱マニアにとっては、ちっとも面白くないだろう。

休憩のために通販で購入した、電子タバコメンソール味を取り出して、電柱を背にして物思いにふける。
結構落ち着く。

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